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これら新旧2つの制度は別の制度だということに注意する必要があります。 |
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旧NISAでは、非課税期間終了前にロールオーバーすることで、次の非課税 |
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期間に移行することができました。 |
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しかし、2019年に投資をした分は、2023年末に非課税期間が終了してしまい |
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ます。(同様に2020年に投資をした分は、2024年に非課税期間が終了します。) |
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ロールオーバーはできず、そのまま放置すると、自動的に課税口座に移されて |
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しまいます。 |
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2019年投資分を、2023年末か2024年初の できるだけ価格が上昇したタイ |
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ミングでいったん売却して、非課税の売却益を受け取り、2024年に始まる新 |
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NISAの投資資金とする方法が、ひとつの戦略として検討に値します。 |
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なお、そのまま放置して課税口座に移行した場合には、非課税期間が終了 |
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する年末の移行時点の価格が、課税口座における取得価格になって、以降 |
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の売却益に 20.315% 課税されます。 |
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引き続き、同じ先に投資をしたい場合には、買い直すことになりますが、年内 |
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であれば、課税口座になりますので、2024年早々に、新しいNISA枠(成長 |
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投資枠240万円 または つみたて投資枠120万円、あるいはその両方)を利用 |
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して非課税で投資をすることができます。 |
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資金的に余裕のある人の場合には、毎年、成長投資枠240万円と つみたて |
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投資枠120万円の投資を5年間続けて、1,800万円の生涯枠を使い切るという |
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ことも可能です。 |